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【初心者向け】アロマの基本!香りを感じるしくみ

みなさんこんにちはsayaka[@__sayakastyle]です。
寒い季節も終わり、春がやってきましたね!そろそろ桜も開花し始めてくる時期ではないでしょうか。今回は私たちが香りを感じるとは?をテーマにお話ししてみたいと思います。少し難しい話にはなりますが、お付き合いください♡

私たちが香りを感じるとは

みなさんは、香りはどこで感じていると思いますか?こんな簡単な質問をして、と思いの方もいらっしゃると思いますが、実は香りは鼻ではなく脳で感じているのです。

香りは、音や光とは違い、それぞれの形を持った化学物質の集まりで、その数は数十万種類とも考えられています。例えば、バラの香りやコーヒーの香りなど言葉を聞くだけでこの香り!と思い浮かぶものであっても、実際には何種類ものにおいの物質が混ざり合ってできているのです。そしてその香りの物質を細かく判断しているのが脳というわけですね。

香りを感じるしくみ

次に香りを感じるしくみについてお話しますね。先ほど、香りを感じているのは脳と言いましたが、におい最初にとらえるのは鼻の奥にある嗅織毛(嗅毛)という場所です。そこでにおいの情報が電気信号に変換されて脳の嗅球に伝わり情報処理が行われたのち嗅皮質へ伝えられるというわけです。難しい言葉が続きましたが、簡単に説明すると鼻からダイレクトに脳に伝わるというわけです。

脳に伝わった香りは、各部署でそれぞれの役割を果たします。

●扁桃体から視床下部に伝わるルート
扁桃体では、好き嫌いなどの感情が判断され、視床下部では、自律神経系・内分泌系・免疫系に作用していきます。好きな香りを感じることは、リラックスやリフレッシュに繋がります。またその一方で苦手な香り、危険な香りを感じることができるのも脳のおかげですね。

●嗅皮質から前頭葉に伝わるルート
こちらでは、香りのイメージが作られます。先ほどもお伝えしたようにバラの香りはこんな感じだね、コーヒーの香りがこんな感じだねといったように私たちは香りをイメージすることができます。それは、脳の前頭葉の部分が関係しているというわけです。

●海馬に伝わるルート
海馬では、記憶の情報が思い起こされます。例えば、匂いを嗅いだ時に懐かしい匂い、おばぁちゃんのお家のような香りだねと感じることができるのは、脳の海馬が記憶の情報を処理してくれるからです。懐かしい香りや好きな人の香りなど、香りと記憶は深く結び合っているということですね。

また、香りの感じ方は人それぞれで同じにおいを嗅いでも、一緒とは限りません。それだけでなく、体調や生理状態によっても変化することがあります。昨日は心地良かった香りが次の日にはあまり好きではなくなっていたりなど、自分自身の環境においても変わってきます。

 

ここで質問ですが、香りが脳に伝わる速度はどれぐらいかわかりますか?

 

正解は、0.2秒と言われています。(体調不良などの時はもう少し遅くなります)
これは五感のなかでもいち早く脳に届くと言われています。なので目で見たり音を聞いたりするよりもにおいを嗅ぐ方がより早く感情や記憶に働くというわけです。

精油にはリラックスやリフレッシュを感じることができるので、疲れた時や頑張りたい時など積極的に取り入れて心身のバランスを整えていきたいですね♡

まとめ

今回は精油だけに限らず、香りについてお話してみました。少し難しい内容だったと思いますが、そうなんだぐらいで見て頂けたらと思います。

みなさんの香りある暮らしが少しでも豊かになりますように

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sayaka
【いつもあなたらしく】をモットーにアロマを生活の中に取り入れ、日々自分らしく過ごすための Life Styleを発信中。